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2024/06/24  アップデート:Experienceではっきり分かるサムネイル

2024年06月24日

この記事は約2分で読めます。

目次:

  1. Experienceにおけるインラインサムネイルのスクリーンショットの各バージョンの区別を明確に確認可能
  2. ヒートマップにCV選択追加可能
  3. Insightのページスキャン機能の最適化 —— スキャン結果に同タイプのページの参考を追加
  4. 離脱の判断基準を更新 —— 訪問者の離脱に関する精度を向上

この度のアップデート2−4では、段階的に機能を公開してまいります。現状では既存のユーザーさまに向けた限定的な公開となります。ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

主要なアップデート:

今回のアップデートでは、主にExperienceでのバージョンプレビュー体験と、Insightでのページスキャン機能の改善を行いました。

1. Experienceにおけるインラインサムネイルのスクリーンショットの各バージョンの区別を明確に確認可能

旧バージョンでは、サムネイルに各バージョンの変更内容が正確に反映されていませんでした。

新バージョンでは、ページの最上部の変更内容をプレビュー画像として選択し、各バージョンの違いをより明確かつスムーズに確認可能にしました。

2.ヒートマップにCV選択追加可能

ページの特性や分析ニーズによって、最適なCVは異なります。

今回の更新では、ヒートマップデータを閲覧する際に、CVをよりわかりやすく確認できるようにするため、ページ分析のドロップダウンメニューおよびブロック要素指標ドロップダウンメニューに、「CV選択入口」を追加しました。

これにより、現在のページに最適なCVを選択することができます。

3. Insightのページスキャン機能の最適化——スキャン結果に同タイプのページの参考を追加

ページスキャンはより深くページ分析をするために,ブロックと要素を検出する重要な機能となります。

今までは類義したページも初回分析時にページスキャンが必要でしたが,今回の更新では類義したページのスキャン結果を参考にして,ページスキャンをより迅速に完了できるようになりました。

4. 離脱概念の判断基準を更新——離脱の精度を向上

離脱は、サイト訪問者の興味関心を迅速に把握するため、広く利用されている指標です。

しかし、シナリオが異なると、離脱の概念も異なります。そして、これはユーザーの混乱の原因となることもありました。今回の更新では、ユーザーが混乱させないように、離脱の概念の統一を行いました。

「離脱」とみなす判断基準は以下の通りです:

  1. ページの後に他のページを訪問していない
  2. 有効なインタラクティブ要素のクリックがない

「離脱」に関連する指標の概念の説明は以下の通りです:
1、【数値レポート】離脱率:該当ページのPV数のうち、該当ページが訪問最後のページとなったPV数の割合
2、【数値レポート】直帰率:そのページに到達したPVのうち、そのページのみを閲覧したPVの割合
3、【ヒートマップ】1-スクロール到達率:その位置から離脱したPVが全体に占める割合
4、【Smart LPO バージョン】FV離脱率:ファーストビュー(FV)に到達した全PVのうち、スクロール操作を行わず、その後他のページを訪問しなかった、または有効なインタラクティブ要素をクリックしなかったPVの割合
5、【Smart LPO バージョン】ブロック離脱率:そのブロックに到達した全PVのうち、その後他のページを訪問しなかった、または有効なインタラクティブ要素をクリックしなかったPVの割合

よくあるご質問:

1、コンテンツを最後まで読んだユーザー数を知りたい場合はどうすればよいですか?

1-スクロール率を使用すると、現在の到達ラインでページにとどまっているユーザーの割合が確認できます。

2、FV離脱率と第一行スクロール到達ラインの違いは何ですか?

「FV離脱率」では、現在のページを離れたが、その後も他のページを訪問したユーザーを離脱したユーザーとみなしません。しかし、ページ上の「第一行スクロール到達ライン」は、上記のユーザーも離脱したユーザーとして含めます。そのため、これら2つの指標には違いがあります。

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。