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売上アップに役立つ初心者向けガイド

2022年08月01日

この記事は約4分で読めます。

売上アップの鍵は “コンバージョンアップ”

多くのEコマースビジネスは、マーケティングの成功に味をしめたものの、すぐに挫折してしまいます。 多くの方はまず、

  • 新しいチャネルを開拓すべきか
  • 広告流入のコンバージョンが良くないが、広告がなければ新しいトラフィックが不足になってしまう
  • 値引きすると売上は増えるが、値引きだけでは長期的な解決法にはならない

と悩んでしまいます。もしかしたら、あなたも同じような混乱に遭遇したことがあるかもしれません。

この時には、まず既存のチャネルをどのように最適化するかを考えるべきです。例えば

  • ユーザーはどこから来たか
  • 何のために来たか
  • 何に興味があるのか
  • 探しているものは見つかったのか
  • 商品の見せ方は十分魅力的か
  • 購買意欲を高めたのは何なのか

ウェブサイトのユーザー体験は、トラフィックが売り上げにつながるかどうかに大きく影響します。 したがって、売上向上の本質は、ウェブサイトでのコンバージョン向上にあります。

“売上を伸ばす”ためのストラテジー

発見

コンバージョンに関連する主要指標を分析し、ユーザーをセグメント化することで、問題点や着目点を発見します。
コンバージョンに至ったユーザーとそうでないユーザーとを分け、ヒートマップでの行動を別々に確認します。 サイト内のユーザージャーニーに基づき、以下の内容をチェックポイントとして注目すべきです。

コンバージョンに至らなかったユーザー:

直帰率:ランディングページのコンテンツは流入広告のコンテンツと一貫性や関連性があるか、タグラインはユーザーの期待に一致しているか(ランディングページ)

CTAのクリック状況は予想通りか:CTAが無視されていないか、CTAのタイトルが十分明確であるか、ユーザーの興味にマッチしているか

非インタラクティブな要素にクリックが発生したか:ユーザーが気になる情報に詳細情報や次のステップへの誘導が欠けていないかどうか

アテンションとクリックの配分・スクロール到達率:ユーザーはどのようなコンテンツに興味を持ち、どのようなコンテンツに興味がないか

コンバージョンファネル:どのステップから最もユーザーが離脱したか、導線・体験の改善、リコールの実施も必要です

コンバージョンに至ったユーザー:

商品詳細ページや特集ページでのアテンション分布やクリック状況を確認:コンバージョンに役立つページ内の情報(セールスポイントなど)を洗い出します。

商品一覧ページでのクリック状況:ユーザーが興味を持つ商品がかなり下の場所に置かれていないか、或いはページ上部にある商品があまりクリックされていない状態になっていにないかを確認します。

トラフィック流入元分析:コンバージョン率の高いチャネルや広告アイディアを特定します。

ヒートマップでセグメント設定(ユーザー属性、イベントなど)をしたり、組み合わせ(広告チャネル+ユーザー段階など)を重ねることで、ユーザーのコンバージョンや離脱の理由をさらに深く掘り出すことができます。

施策

ここまで読むと、すでに多くの機会や仮説を発見し、ユーザーの興味を引き出すことに新たなアイディアが生み出されたでしょう。

Ptengine Experienceでは、仮説をさらに検証したり、ユーザーをセグメント化して、パーソナライズした体験を提供することができます。 これらの操作は、開発リソースを待つことなく、全て可視化の編集エディターによって簡単に実施することができます。

以下に、よく利用されている改善アクションをご紹介します。

1. ユーザーの好みに合わせて、より速くターゲット内容を提示しましょう

1.1 訪問意図に基づいたレコメンデーションを行い、検索フローを短縮しよう

1.2 商品詳細ページで、セールスポイント、商品画像、説得力のあるメッセージ、CTAをテストしましょう。ノーコードで実施可能です。

1.3「おすすめ商品」、「売れ筋商品」、「あなたにぴったりな商品」などで積極的に商品アップローチしましょう。クロスセル、アップセル、バンドルディスカウントでAOV(平均注文金額)を向上させます。

1.4 ポップアップアンケートでユーザーのニーズを聞き出し、それに合わせた商品やメッセージを提案する。

2. 検証済みキャンペーンで商品をアピール

新春特別キャンペーン、季節セールなど、さまざまなプロモーションで商品をアピールしましょう。 希少価値や時間制限を作ったり、ゲーム化にしたりすることもすべて、ユーザーのエンゲージメントを高めるのに有効な手段です。

2.1 初売り新春セール

2.2 冬セール

3. 顧客や注文を取り戻す

3.1 返品条件、社会的証明、セキュリティポリシーなどを提供することで、購入の意思決定を促進します。

3.2 離脱防止ポップアップを設定し、購読者数やフォロワーを獲得して、顧客とのコンタクトを維持します。

4. ロイヤルティを獲得し、口コミで更に集客効果をUPします

4.1 良い顧客体験をシェアしてもらいましょう。

4.2 会員一人一人の状況に合わせた体験、パーソナライズされたメッセージやレコメンデーションを配信しましょう。

結果分析し、また次のPDCAサイクルに入りましょう

Ptengine Experienceにてコンテンツ調整、ポップアップ設定、A/Bテスト実施、カスタマイズを行った後、Ptengineは自動的に詳細レポートとヒートマップに記録します。

  • 結果提示 施策後のコンテンツ、ポップアップ、A/Bテスト、カスタマイズのユーザーへの提示回数、インタラクション状況、コンバージョン効果を確認することができます。
  • テスト結果分析 施策した体験にてA/Bテストを有効にすると、さらにパターン毎のパフォーマンスをデータ化し、それぞれの優位性を分析することができます。
  • ヒートマップ分析 施策後のコンテンツを閲覧したユーザーの行動が、ページ上でどのように変化したかを把握します。
  • ブレイクダウン分析 ユーザーグループによって行動の相違点を理解し、最適化にする次の機会を見つけるために、さらにブレイクダウンする必要があります。

データに基づいて更に深くユーザーを理解したら、ページ内の情報の見せ方や、ポップアップなどを使ってユーザーとのインタラクションを増やすことも、ユーザーの興味やニーズに合わせてユーザーとの間のコミュニケーションをカスタマイズにすることができ、迷った時にABテストという仮説を検証できる素晴らしいツールもご用意しています。 各キャンペーンは、データレポートやヒートマップでリアルタイムに追跡することができ、より説得力の強い・心強い結論が得られます。

是非、まず気軽に洞察と改善のPDCAサイクルから始め、広告投下から更なる効果を高めましょう。

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。