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3社からまとめて学べる広告代理店向けPtengine活用法

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Takashi Ando

2020年08月17日

この記事は約5分で読めます。

こんにちは😄 
 
Ptengineは様々な業種での活用がされていますが、最も多い業種の一つはクライアントビジネスを常日頃から支援されている広告代理店業です。 
 
今回はPtenigneを活用して成果を上げている代表的な広告代理店3社に関して3つの質問の角度から学べる要素をまとめました。実際の生の声を参考にしながら、成果を上げていく利用方法を見ていきましょう。 
 

▼3つの質問 
1.どんな課題を解決するために利用を始めますか? 
2.成果を上げていくために欠かせない使用方法は? 
3.クライアントへのレポートの仕方や気付きの伝え方は? 

今回、この3つの質問に回答していただく広告代理店の3名を紹介します。 

アイレップ様

株式会社アイレップ 湯浅直人氏 

オプト様

 株式会社オプト 伊藤岳志氏 

ソウルドアウト様

ソウルドアウト株式会社 坂本真由子氏 

1.どんな課題を解決するために利用を始めますか? 

この質問に関しては、広告代理業の3社からの回答はほぼ同じでした。ランディングページの改善となります。また、そのための分析に対するハードルの高さも挙げられています。 


広告施策と合わせて多様なランディングページのクリエイティブを運用しなければならない代理店業に関しては細かいチューニングは広告のターゲティングだけでなく、制作物そのものにも及んでいく傾向は共通しています。 


それぞれのコメントを見ていきましょう。 

 
” 私が所属するクリエイティブ本部では、デザイナーやディレクターなど、デザイン業務に関わるメンバーが多く所属しています。以前は管理画面を見る、データ分析をするといったことに対して、彼らの多くが心理的なハードルを感じていました。しかし、ユーザーがWebページをどのように見ているかわからないと改善はできません。運用型広告という継続的な改善が求められるサービスにおいて、簡単に利用できる分析ツールが必要だったのです。” 
 
ー株式会社アイレップ 湯浅直人氏 
 

” ECサイトなどのダイレクト通販では、広告を配信し、クリックしたユーザーをランディングページに誘導します。バナーなど範囲が限られているクリエイティブの場合は、ABテストをして仮説を立てやすいですが、ランディングページの場合は、範囲が広いので仮説が立てにくい傾向にあります。” 

ー株式会社オプト 伊藤岳志氏 
 

” Webサイトの改善などにも活用していますが、最近は“記事型のLP”の改善での利用が増えています。ニュース記事などの下部に「あなたにおすすめの記事」と表示される枠に広告を表示させるものです。読んでいる記事の興味・関心に合わせて広告が表示されるので、リンク先としては通常のLPよりも記事型LPの親和性が高くなります。” 

ーソウルドアウト株式会社 坂本真由子氏 

2.成果を上げていくために欠かせない使用方法は? 

ここでのポイントは3社が共通してセグメントを活用して訪問者の状態を分けて理解しようとしていたことです。具体的にはコンバージョンやイベントなどのアクションの有無での軸と、チャネルつまりは流入元の違いによる軸です。 

” コンバージョンしたユーザーとしないユーザーの動きの違いは必ず分析しています。両者の動きを可視化してみると、コンバージョンのトリガーになるコンテンツがわかることがあります。漠然と結果を見ていてはわかりませんが、意識的にトリガーになっているコンテンツを探すと見つかります。” 

ー株式会社アイレップ 湯浅直人氏 

”例えば、購入したユーザーと購入しなかったユーザーの動きを見てみると、購入したユーザーは、ページの下の方のコンテンツまで見ている傾向がありますね。こういう例だけでなく、ヒートマップを使わない場合に比べて、ユーザーの動きが明確に見えますので、クライアントに対してもファクトをしっかり提示できるようになりました。” 
 
ー株式会社オプト 伊藤岳志氏 
 

”ある化粧品メーカー様では、複数の種類の広告で同じ記事型LPを配信しました。広告の特性から、レコメンドウィジェット型広告は新規ユーザー、リターゲティング広告は一度訪問しているユーザーが多いと仮説を立てていました。セグメントを活用してそれぞれの流入ごとにユーザーの特性を分けて理解することができました” 
 
ーソウルドアウト株式会社 坂本真由子氏 

3.クライアント、社内でのレポートの仕方や伝え方は? 

クライアントや社内への報告の仕方や支援をしていくための気付きや新しい提案を どのように行っていくかも重要な要素です。勉強会なども活用しながら、素早く情報を共有する仕組みを各社がどう作っているのか見ていきましょう。 
 
 
”社内で共有するときはURLをシェアできるWebビュー機能を活用しています。キャプチャーをとらなくても、関係者に画面を共有でき、スマホからも見ることができます。共有ハードルが下がることで、複数メンバーで結果を見て考察することが定着しています。” 

ー株式会社アイレップ 湯浅直人氏 

”クライアントには、Ptengineの管理画面を見せることもありますが、ほとんどの場合は、ヒートマップのキャプチャーを印刷して資料として見せています。その資料をもとに、次の改善施策を提案すると納得いただきやすいですね。” 

ー株式会社オプト 伊藤岳志氏 
 

”先日も、Ptmindさんに勉強会を社内で開催していただき、いろいろな機能を教えていただき大変助かりました。これからも社内でノウハウを蓄積し、お客様の成果向上に役立てていきたいと思います。” 

ーソウルドアウト株式会社 坂本真由子氏 

まとめ  

いかがでしたでしょうか?最後にまとめとして3つの質問の回答の内容にあった広告代理店がよく使うPtengineの利用方法に関して記載します。

1.セグメントを活用したPtengineの利用方法 

ヒートマップのセグメント機能

Ptengineでは、ヒートマップも含めた全ての分析で流入やコンバージョン、イベントの有無で分析結果を出し分けることが可能です。画面右のアイコンから訪問者の切り口を指定できるので、活用してください。うまく運用している代理店の方々はセグメントがなければ、ユーザー理解ができないことを知っています。 
 

2.Webビューによる情報の素早い共有方法 

意外に知られていないが重要な要素が情報共有です。活用できているクライアントや代理店では情報や知見の共有が広範囲です。Ptengineでは結果をすぐに共有するためのシェア機能があります。こちらはペーパーレス、URLで共有するだけでヒートマップを見ることができるので、クリエイティブの分析結果が簡単に教えられます。 

ヒートマップのシェア機能
ヒートマップのシェア機能2

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。