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失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

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Takashi Ando

2020年08月11日

この記事は約6分で読めます。

コロナなどの影響もあり、ウェビナーの重要性が日に日に高まってきていますね!通常の対面式のセミナーとは違い、双方向でのコミュニケーションが取りやすい形のコンテンツであるウェビナーでは、参加者とのつながりを深めることができます。  失敗しないウェビナーコンテンツの作り方を知るのは重要です。

また、自然にサイトへの誘導できる上位5種類のコンテンツ中の1つでもあります。 ウェビナー以外の4つのコンテンツは、インフォグラフィック・ホワイトペーパー・データ&研究レポート・ビデオです。 

しかし、現時点では、B2BやB2C企業のどちらも、優秀なウェビナーコンテンツ作成に慣れてはまだいないところが多いようです。 非常に効果的ですぐに実践できるウェビナーコンテンツ作成に役立つヒントとツールリストを、初心者のマーケターでもわかりやすくまとめました。 

1. テーマは絞る 

主催者が犯す大きな間違いの1つは、「一般的なテーマの選択」です。すでに知られている内容を目的としてコンテンツ作成をしてしまうケースが多発します。 
 
参加者何らかの利益を得るようにするためには、ピンポイントでテーマを決めないといけません。絞ったテーマを決めたら、一つの方向で、深く、専門性のある内容に向けて行くことが大事です。 

わかりやすい例としては、下のようなテーマです。昨今注目されているインサイドセールスというキーワードは単純な営業というカテゴリーよりも参加者に明確なテーマを与えます。 
 

hubspot社のウェビナー紹介事例|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

他には日本でもSEO関連の職種の方達がよく見るブログを運営している「Search Engine Land」社は、「ソーシャルメディアマーケティング」などのテーマではなく、「ソーシャルメディアを通じたカスタマーサービス提供」に関するウェビナーを作りました。 この視点は、SEO・検索エンジンマーケティング・ソーシャルメディアなど、広い範囲のテーマをつないでいるため、多くの参加者を獲得できた良い例です。 

 
2. テーマが伝わる最も適切な形式のウェビナーを選ぶ 

コンテンツを作成する前に、どのようなウェビナーを行うか決める必要があります。 どの形のウェビナーが一番いいかは、テーマとスピーカーによって異なります。 

インタビュー形式 

業界の有力な専門家インタビューは、電話、ビデオ通話、または画面共有などで行えます。 最も魅力的なウェビナー形式の1つであり、ゲストが台本から離れて自由に魅力的なをできる可能性が高いです。 

このようなウェビナーを行う場合、数週前にまず専門家に質問リストを提供します。 事前に答えを準備してもらい、ある程度彼らの方向性を予想できるようにしておきます。 また、一緒に確認を行い、開催までにニーズと期待について話し合っておいてください。 

インタビュー形式|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

Q&A 形式 

インタビュー形式と同じように、Q&Aにも参加者からの質問が含まれるため、満足度が高くなる傾向があります。 ウェビナーの前に質問を収集し、最も関連性が高い質問を選びます。 事前に選択を行なっておくと、ウェビナーが予定された長さで収められやすくなります。  

Q&A形式は、業界の専門家がうまく輝ける形式です。参加者にとっては、専門性の高いキーマンと直接コミュニケーションができる絶好のチャンスとなります。 

パネルディスカッション形式 

1人の専門家をインタビューする代わりに、複数の登壇者がテーマについて話し合うこともできます。 これは、参加者にさまざまな視点からの話を聴かせることができる手法です。 スムーズな進行のために、それぞれの登壇者が準備を整えているか、お互い上手く協力し合えるか事前に確認してください。多くの場合、モデレーターがいると、議論の進行に役立ちます。 

パネルディスカッション形式|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

プレゼンテーション形式 

事前に準備しておいた内容を、パワーポイントなどのプレゼンテーションと共に説明する形であるプレゼンテーション形式は、さまざまな業界で最もよく見られます。作成がしやすいため、一番人気でもありますが、登壇者の情熱や経験が足りないと、期待に応えられない可能性があります。 

プレゼンテーション形式|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

 
3. 構成が大切 

単純に開催をすればいいというものではありません。各セッションを明確に定義しておく必要があります。 詳細なスクリプトが存在しない可能性があるインタビューやQ&Aでも、従うべきガイドを作成します。 
 

どのウェビナーであっても、次の要素を含む必要があります: 
1)説得力のある紹介 
2)順に話すべき主要なポイント 
3)明確な参加動機 
4)行動の呼びかけ(CTA = コールトゥアクション) 
 

hubspot社のイベント紹介ページ事例|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

再びですが、Hubspotのウェビナー紹介をご覧ください。 概要の中に議論の要点が全て網羅されています。参加者はこれを参考して明確な計画を立てられるだけでなく、どんな話がされるのかを容易に想像することができます。日本では特にどのような方達にオススメかという形で参加者を絞る傾向があります。 
 

4. 説得力のある台本を用意 

魅力的なウェビナーを作るには、強く、そして興味深く感じられる内容が必要です。 多くの事例と数値を利用すると思いますが、それがターゲットの心に響くかを一番大事に考えてください。 参加者を30分以上魅了し続けることは困難な作業です。 興味を次から次へと引き付け、聴き続けることができるストーリーを作ってください。 
 

また、多くの場合、事例を使って説明すると、参加者はよりポイントを理解できます。事例を組み込んで、ウェビナーでの知識でこれからどのように利益を得ることができるかをさらに具体的にしてください。 

5. 良いスライドを用意 

読みやすさと美しさを考えた上で、質の高いスライド作成も重要です。 

 
スライド作成の要点: 
1) 疲れそうな、多くのテキストは書かない 
2) ポイント同士は視覚的スペースを残す 
3) 長文は避けてください。 情報は箇条書き  
4) 画像、グラフ、チャートなど視覚要素を多く取り入れる
5) 感謝、連絡先情報、CTA(アクション誘導ボタン)を含む終了スライドを用意 


6.最後に重要な告知方法 

ウェビナー自体の中身も大切ですが、参加者を多く獲得するためにコンテンツを適切なタイミングで見せていくことも大事です。 

一般的にメールマガジンなどを使いながら告知をしていくケースが多いですが、 近年はメールは読み飛ばされたりするケースも多いです。 

複数のチャネルでの適切な案内をしていき、興味を引いてもらう必要があります。 例えばWebサイトはその観点では非常に有効なチャネルです。 

Ptengineなら特に開発者などの力を借りずに、訪問者やターゲットがwebサイトを訪れた際にプロモーションすることができます。(エンゲージという機能です。既に登録をしている方はこちらから使えます。) 

Ptengineのエンゲージ機能でのウェビナー告知|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

もう一つは告知したイベントページの検証も行って次回に活かしていくことです。 

例えば、弊社ではイベントページの内容で訪問者がどのコンテンツに関心が高いかを確認しています。下の図は最近開催されたウェビナーのページの見える化です。 

Ptengineでのイベントページの分析結果|失敗しないウェビナーコンテンツの作り方

左側の登壇者の詳細の方が、右側のイベント詳細の内容よりも注目されていることがわかります。日本のウェビナーの場合、登壇者の内容によって聞く価値がありそうかどうかを判断している可能性が高いとわかるので、ゲスト選びやその方の経験を重視して構成をした方がいいかもしれません。 

まとめ 

 
いかがでしたでしょうか?ウェビナーは昨今の情勢を考えると不可逆のトレンドだと考えています。効果的なウェビナー運用ができることで、新規リードの獲得から、顧客育成までを最適にしていくことが可能になります。覚えたポイントをぜひ実践してみてください!😄  

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