blog»ブランド・マーケティング»【完全解説】ブログで重要なPV・UU・SSの違いをご紹介
2020年07月23日
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Webサイトのコンテンツが読まれない、改善に取り組むための方法を検索しても、見たことのない言葉ばかり用いて、解説されていることにより、改善のイメージがわかないため、悩んでいる方も、多いのではないでしょうか。
改善に取り組み、Webサイトの訪問数を増やすため、普段使わない、専門的な言葉を覚え、理解する必要があります。この記事ではWebサイトを改善するため、必要な専門用語である、PV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)、SS(セッション)の基礎知識や、各要素の違いや、活用方法をご紹介します。
Webサイトを改善する際、アクセス解析ツール等を用いて、分析することにより、訪問数を増やします。分析の際、Webサイトに訪問しているユーザーの数を表す、データがPVやUU、SSと呼ばれる要素です。
PVやUU、SSは全て、ユーザーの訪問数を表しているため、分析する際、意味が混ざり、混乱てしまう可能性があります。各要素に、例を用いて、説明します。
PV(Page View)は、期間中、Webサイトにユーザーが訪問し、記事が読まれた、合計数を表す要素です。例えば、期間中、1人が100回、自分のブログを見たとします。その場合、PV数は100としてカウントします。
PV数が伸びることにより、Webサイトが、多くのユーザーを満足させていると認識され、Googleの評価も上がり、上位表示に繋がります。
UU(Unique User)は、期間中、Webサイトに訪問したユーザーの実数を表します。100人が200回Webサイトに訪問し、記事を読んだとします。その場合、PV数と、UU数はそれぞれ、200PV、100UUのように、表現します。
再度、ユーザーが、訪問した場合もUUの要素は1人とカウントするため、人数に変化は起きません。UU数より、PV数が多いWebサイトは、一般的に、1人のユーザーが多くのページに訪問していると、判断することが可能です。
SS(Session)は、ユーザーが訪問した回数について、表す要素です。UUと、似ていると、感じた方も多いのではないでしょうか。UUと、SSの異なる点は、重複をカウントするか、しないかという点です。
UUは、再度、訪問した場合、UU数に変化は起きませんでした。しかし、SSは、再度、訪問した場合、訪問した回数の分、SS数は増加します。同じユーザーの訪問に対し、重複をカウントするデータをSSと区別するようにしましょう。
PVやUU、SSの意味を説明しましたが、まだ、各要素について、区別できないという方もいるのではないでしょうか。
そのような方は、前述した、各要素の意味を、アイドルの握手会に当てはめてみましょう。運営するWebサイトをグループ、Webサイトに掲載している各ページを、所属するメンバーと考えます。
PVは、期間中、Webサイトにユーザーが訪問し、記事が読まれた、合計数を表す要素です。例えに当てはめた場合、PV数は、アイドルがグループ全体で握手した総数と表すことができます。
そのため、1人に対し、100回、ユーザーが握手に来た場合、グループ全体の握手の総数が、100回増えるように、1記事が、100回読まれた場合、WebサイトのPV数も100回増えるということです。
UUは、期間中、期間中、Webサイトに訪問したユーザーの実数です。同じく、当てはめた場合、1人のアイドルに対し、握手は、何度も可能ですが、握手会に来ている人数自体に変化は起きません。
握手会に実際に来た人数と同じく、Webサイトに実際に訪問した人数を集計したデータを、UUと呼びます。
SSは、ユーザーが訪問した回数について、表す要素です。同じく、例に、当てはめることが可能です。握手会に疲れ、外で休憩し、再入場したとします。
UUの例えは、握手会に来た実数を集計するため、再入場した場合、数値に変化は生じません。しかし、SSの場合、再入場も、新規入場した1人として、集計します。同じく、Webサイトも期間中、訪問した回数分、SSは増加します。
PVやUU、SSのデータは、言葉の意味だけではなく、分析の際、利用される方法も似ています。しかし、状況により、使い分けることで、効果的な分析に役立ちます。
分析手法の1つに、ユーザーが訪問し、読むページを分析する方法があります。1番読まれている記事、言い換えた場合、1番、PV数が、伸びているページは、訪問するユーザーが、1番関心を寄せているコンテンツについて、情報がまとめたれている記事です。そのため、PV数を細かくみることにより、訪問するユーザーの好みを、分析、把握することが可能です。
UUは、サイトに訪問した人数の実数、訪問したユーザー内の重複を集計しないことが、特徴でした。そのため、WebサイトのUU数が増えるほど、Webサイトが多くの人に認知され、新規のユーザーが訪問しているか等の分析を行うことが可能です。
SSは、30分以内にユーザーが同じサイトに戻って来た場合、同じSSとして扱われる仕組みになっています。つまり、SS数が増加している場合、30分以内に、複数のユーザーが、Webサイトへ、再度訪問していることが分かります。
SS数が増加している場合、継続し、訪問する、リピーターが存在することに繋がるため、現在のSS数を維持しつつ、どのように新規ユーザーのSS数を伸ばすかといった分析を行うことが可能です。
ご紹介している、各要素を、さらに活用する方法の1つにアクセス解析と呼ばれる手法があります。Webサイトにある問題点を、データを分析することに発見し、改善する、一連の取り組みを、アクセス解析と、呼びます。
単体でデータを活用する方法は前述しました。しかし、データはPVやUU、SSの他に、多種多様、存在します。アクセス解析を活用することにより、様々なデータを掛け合わせ、単体のデータから、発見しづらい、課題を発見することが可能です。Ptengineを導入することにより、今まで、データ分析に取り組んだことのない方も、導入してすぐに、アクセス解析を実施することが可能です。
この記事ではPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)、SS(セッション)の基礎知識や、各要素の違いや、活用方法をご紹介しました。Webサイトへ訪問する、ユーザーを増やし、ページの訪問数を増やすために、データを分析することが、重要です。Webサイトを改善するため、PVやUU、SS等のデータを活用し、今すぐ取り組みましょう。