blog»ブランド・マーケティング»カート放棄率を減らす方法
2022年08月01日
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カート放棄(カゴ落ち)とは、ECサイト上でカートに商品を入れたまま購入せずサイトから離れてしまうことです。
この指標は、カスタマージャーニーにおける問題点の特定や、顧客体験の低下を示す重要な指標であり、ECブランドはこのカート放棄率を注視する必要があります。
ECブランドによって顧客がカートを放棄する理由もそれぞれ異なります。しかし、カート放棄の理由には共通するものもあります。以下はよくあるの五つカートを放棄する共通の理由です。
1) 追加費用(送料、税金など)
2) チェックアウト時の操作性が悪い
3) 顧客のブランドに対しての信頼度
4) 支払い方法選択肢の不足
5) 買いまわり
カート放棄率を抑えるためには、配送料も含めた支払い金額の提示が必要です。顧客が郵便番号を入力して送料を確認できるようにするか、ショッピングカートで見積もりを計算するようにします。どちらの方法でも、顧客は追加費用についてより明確に知ることができます。
迅速に購入したい顧客にとって、強制的なアカウント登録や複雑な購入フローは注文を見送りやすくします。 ゲストチェックアウトの最後に会員登録に誘導するなど工夫しゲストチェックアウトを検討しましょう。
SNS上での口コミを商品詳細ページや購入フローに設けて、顧客の信頼を得る方法です。この口コミは簡単な五つ星の評価や購入済の顧客のレビューで十分です。食べログやGoogleなどのレビューから表示すると、ブランドに対する顧客の信頼が大幅に向上します。
幅多い決済選択肢を顧客に提供することは大きな決め手となる可能性があります。クレジットカードを手元にない顧客も多いですので、PayPal、Paypay、Apple Pay、Amazon Pay、Google Payなどと連携するとビジネスチャンスも拡大します。
買いまわりによって顧客はカートに追加した商品の購入を忘れます。その際は顧客のメールアドレスにメールを送り顧客の購買欲を刺激しましょう。
カート放棄メールというのは顧客がカートを放棄した後自動的に顧客へメールを送る仕組みです。通常カート放棄メールは放棄後の一時間以内に送ります、この時間差も一番コンバージョンが高いとされています。
カート放棄メールの施策を実施する際には割引や関連商品のオススメもすると効果的です。